青汁といえば健康の為に飲まれている飲み物ということからも、誰もが飲んでも良いように思えますが、その時の体調や体質や患っている病気、服用している薬によっては、飲んではいけないタイミングがあり、飲んではいけない人もいるのです。
今回はそんな青汁を飲んではいけない人が持つ5つの特徴をご紹介していきます。まずは青汁を選ぶ前に自分は青汁を飲んでも大丈夫なのか?ということを確認して下さい。
青汁を飲んじゃいけない人
青汁は健康面、特に野菜不足な人にとって必要な栄養分を摂取することができるメリットが豊富な飲み物です。メリットとしては「多くの栄養素が含まれており、野菜不足のサポートになる」「野菜よりも手軽に摂取することができる」「牛乳や豆乳などと混ぜることで栄養素が更に上がる」などと言ったものが挙げられます。
しかし、そういったメリットがデメリットになってしまう、また、そういった飲み物だからこそ飲んではいけない人が居るのです。
健康になろうとしているにも関わらず飲み過ぎてしまうことで、逆にデメリットとなってしまうこともあります。特に健康な人であっても起きてしまう現象は以下の通りです。
・食物繊維の過剰摂取につながる
・下痢、腹痛、嘔吐など
・本来であれば便秘改善となる飲み物でもありますが、逆に便秘になってしまう
・ミネラル欠乏症を引き起こす可能性があり、食物繊維を大量に摂取することで、必要なミネラルやたんぱく質まで体外に排出してしまう可能性も
このように、せっかく身体のために飲んでいるものであっても、身体にとってマイナスとなってしまう現象を引き起こす可能性もある飲み物だということも覚えておきましょう。
肝機能障害持ちの方
青汁には沢山の栄養成分が入っています。その為飲み過ぎてしまうと、ビタミンAやビタミンEといった肝臓に蓄積される脂溶性ビタミンや鉄や銅といったミネラルの過剰摂取につながってしまい、肝臓へダメージとなり、肝障害が引き起こされる可能性があります。
特に青汁はご高齢の方が飲まれるイメージもある飲み物ですが、ご高齢の方は肝機能が低下している可能性もあるので非常に注意が必要です。
ワルファリン(抗凝固剤:血液をサラサラにする薬)服用中の方
心臓疾患や脳梗塞など血管内の血栓を予防する目的で服用される薬でもある「ワルファリン」ですが、ワーファリンは、別名ビタミンK拮抗薬とも呼ばれているような薬です。青汁に含まれているビタミンKと真逆の効果を得る為の薬であることから、ワルファリンを服用されている方が青汁を飲んでしまうと意味がなくなってしまう、またはトラブルになる可能性が高い為、飲むのはやめておいた方がいいでしょう。
ビタミンKの特性は以下の通りです。
血液を固めて止血する
引用元:https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/health-care/12764
血液凝固に必要なプロトロンビンを生成する際、補酵素として作用する
骨を丈夫にする
骨の形成を促すオステオカルシンの活性化
動脈硬化や心臓病を予防する
血管の石灰化を予防するタンパク質「マトリックスGlaタンパク」の活性化
重度の腎機能障害や人工透析の方・C型肝炎の方
青汁に入っている成分の中には、脂溶性ビタミンだけではなく、貧血防止に役立つ鉄分や葉酸が入っています。肝障害がある肝臓には鉄が付きやすいとされているので、過剰についた鉄が肝臓の細胞にダメージを与えてしまい、重症化リスクを引き起こす可能性が非常に高いとされているので、特にC型肝炎の方は絶対に飲まない、または医師に相談することをおすすめします。
野菜の摂取制限を受けている方
日々の野菜不足を補うことで健康をサポートする青汁ですが、野菜の摂取制限などを受けている人は飲むのを控えましょう。青汁は野菜不足な人の為に造られている飲み物でもあるため、どうしても飲みたいという場合、摂取制限を受けている場合は、医師に相談することをおすすめします。
健康な人でも青汁の飲みすぎにはこんなデメリットがあります
先ほどまでは少し特殊な例でしたが、特に健康な状態で特別な薬も服用してない、かつ肝障害などもない健康な状態であっても青汁を飲み過ぎてしまうとデメリットとなってしまうケースも少なくありません。
腹痛、下痢、嘔吐などを引き起こす可能性
青汁に限ってではありませんが、飲み過ぎはトラブルの原因になります。特に青汁には食物繊維が多く含まれているので、過剰摂取することで腹痛や下痢、嘔吐などを繰り返してしまう可能性があります。
因みに、青汁で下痢が緑色になる方もいますが、青汁による緑色の便は健康に大きな問題があるわけではないと言われています。
便秘になる可能性
便通トラブルの原因は、食物繊維によって腸内環境が悪化することだとされているので、便通を改善したいと思って飲んでいる青汁でも、逆に便秘になってしまう可能性もあるので、1日の摂取目安量をしっかりと守って飲みましょう。
ミネラル欠乏症になる
青汁を飲み過ぎると食物繊維を大量に摂取することになります。本来であれば身体に必要なミネラルやたんぱく質まで体外に排出しまう可能性があるので、ミネラル欠乏症になってしまう可能性があります。
青汁を飲む時の注意事項
勿論デメリットがあるからといって、健康な状態の人が青汁を飲んではいけないわけではありません。
販売元が記載している1日の摂取目安量をしっかりと守って飲み続けていれば、メリット効果が多い飲み物なので、飲み過ぎてしまうことがないように継続して一定の量を飲むことが重要です。
パッケージの注意事項をよく読む
パッケージの裏に記載されている注意事項は製品によって異なりますが購入の際には飲む前に確認しましょう。
また、青汁は製品によって使っている成分や原材料が異なっているので、全ての青汁が同じ成分であると思ってはいけません。製品によっては異常に便通が良くなり過ぎてしまう青汁があったりもするので、まずはその青汁の特性・成分をしっかりと確認することが重要です。
栄養成分表示で摂取量の目安を確認
先程も言ったように、青汁は製品によって成分が異なっています。また、同じメーカーから販売されていても製品名が違った場合には異なった成分を使っていることも多い製品です。
その為、しっかりと1日どれほどの栄養成分を摂取するのか?という確認をすることがおすすめです。
身体の不調を感じたら?
青汁を飲んでいて不調を感じた。と思った場合、青汁が原因だとはわかりづらいかもしれませんが、少しでも可能性がある場合はできるだけ早く医師に相談して下さい。
まとめ
メリットも多い青汁ですが、栄養成分(食物繊維やビタミン)が豊富なことから、飲み過ぎるとデメリットへ繋がってしまうこともあることをご理解頂けたでしょうか?
健康を目的とした青汁であっても、元々飲んではいけない人が居るということ、そして服用している薬がある場合、しっかりと確認しなければいけないということ。
青汁に限らず栄養成分が豊富な飲み物、食べ物はしっかりと事前に確認しながら摂取して下さい!
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