青汁は手軽く毎日飲み続けることで効果が期待できる飲み物ですが、サプリも同様に継続して飲み続ける健康食品です。そして青汁にも青汁サプリメントという錠剤の製品が存在します。
青汁とサプリメントは一体どちらが最適なものなのか?
今回はそんな疑問から青汁とサプリを比較してみました。
サプリメントとは?
サプリメントはビタミンやミネラルなど健康の維持増進に役立つ特定の成分を濃縮し錠剤やカプセル状にしたものです。世の中には多くのサプリメントが存在しますが、青汁にもサプリメントが存在します。
青汁サプリメント(錠剤)とは?
青汁サプリメントは、その名の通り青汁の成分を錠剤やカプセルにしたもので、手軽に摂取できる優れものです。
従来の青汁は、粉末を水に溶かして飲むことがスタンダードとなっており、青汁の苦味を感じたり、粉末が上手く溶けずに喉に違和感を感じたりと、飲みにくさを感じることも多いことからも、サプリメントにすることで臭いや臭みなどは全くと言っていいほどに感じることはありません。
そのことからも、青汁が苦手であった人からすると非常に嬉しいサプリメントとして知られています。
青汁サプリメントの注意点
メリットが豊富なように思える青汁サプリですが、濃縮された成分が入っているため、飲み過ぎによって栄養を摂りすぎる恐れがある場合があるので注意しましょう。
また、サプリメントは複数種類を飲まれている方が多いのですが、青汁に含まれる栄養素は非常に高い為、他のサプリと併用して飲んでしまうと過剰摂取になることも気をつけなければいけない点です。
特に腎機能に問題がありカリウムを体外に排出できない、排出できても十分ではない方も注意が必要です。
青汁サプリメント(錠剤)の選び方
青汁のサプリメントを選ぶ場合には「味」は基本的に関係ないので、従来の粉末タイプの青汁とは選び方が少し異なってきます。青汁サプリメントの選び方を以下で解説します。
栄養や効能から種類を選ぶ
また、サプリメントではなくても青汁を選ぶ際には、まず成分から確認することがおすすめです。
大麦若葉:野菜や穀物に含まれる食物繊維は不溶性食物繊維が豊富であり、ほかの食材ではなかなか摂りづらい水溶性食物繊維を摂取できることからも重宝されています。
そのほかにも亜鉛やカリウム、マグネシウム、βカロテン、カルシウム、ビタミンCなど、さまざまな栄養をバランスよく含んでいいます。ケール:野菜の多様とも呼ばれています。キャベツと比較すると、ケールに含まれるβ-カロテンは約60倍、葉酸は約2倍、ビタミンCは約2倍、カリウムは約2倍、カルシウムは約5倍となっていると言われているほどに栄養素が豊富です。
飲みやすいと言われることの多い青汁には明日葉が使われている傾向があります。明日葉:独特の苦みがあることで知られているのですが、その苦味の元であるクマリンには、神経成長因子(NGF)の生産を増やす働きがあり、抗認知症作用が期待されている成分となっており、医学的にも注目されています。
クロレラ:クロロフィル (葉緑素)やタンパク質、ビタミンB2、鉄、マグネシウムなどの栄養素を含み、微生物食糧のひとつであり、血圧降下作用、コレステロール低下作用、脂肪肝改善作用などの効果が期待できます。
ダイエット目的の場合:糖質が入っていない青汁を選ぶことがおすすめ、できればノンカロリーの青汁を選んでおけば問題ありません。
コレステロール値が気になる人:トクホなどの製品は比較的に効果が見込める可能性が高い、製薬会社から出されているコレステロール値改善特化されている青汁は特におすすめです。
様々な特性から選ぶ
*以下一般的な青汁の成分量を参考にしてみて下さい。
栄養成分名 | 含有量 | 推奨摂取量 |
たんぱく質 | 13.8g | 65g |
炭水化物 | 70.2g | 320g |
脂質 | 4.4g | 50g |
カリウム | 2300mg | 3000mg |
マグネシウム | 210mg | 340mg |
食物繊維 | 28g | 21g |
ビタミンA | 24μg | 860μg |
ビタミンC | 1100mg | 100mg |
ビタミンD | 0μg | 8.5μg |
ビタミンE | 9.4mg | 6.0mg |
形状で選ぶ
青汁サプリメントでは2種類の形状が存在します。
カプセルタイプ
特徴:錠剤よりも吸収が速い
注意点:過乾燥や吸湿するとカプセルが変形し、内容物が漏れることがある
鎮痛剤などで利用されていることも多いカプセルタイプは、溶けるのが早いことからも熱に弱い性質も持っているので、ポケットに入れたままであったり、暖かいところに放置、暖かいものと一緒に持ち歩くのはNGです。また、水なしで飲んでしまうと喉に引っかかる可能性もあるので注意です。
錠剤タイプ
特徴:持ち歩きに便利
注意点:量を間違えて服用しやすい
持ち歩きに便利な錠剤タイプはカプセルよりも吸収は遅いものの、持ち歩きの際に溶けてしまったりといったマイナス面が少ないです。
用法容量で選ぶ
サプリメントは粉末タイプと異なり、一回の摂取量が異なることが多い製品です。
1日1〜3粒程度のものもあれば、1日に何回か分けて飲むサプリ、1日に10粒以上を摂取しなければ効果が出ないものなどがあります。できるだけ面倒の少ない、少ない個数を1回で摂取できるサプリメントを選ぶことがおすすめです。
青汁(ドリンク)とサプリメントを徹底比較!結局どっちが健康に良いの?
結果的に青汁(ドリンク)と青汁サプリメントはどちらの方がいいのか。
それは人によって異なりますが、青汁は飲み物なので、どれだけまずかったとしても我慢しながら継続して飲み続けなければいけません。ですがサプリメントであれば錠剤なので、味はないものと同じ。
だから飲みやすいのではないか?と思ってしまいますが、ドリンクだからこそのメリットも大きいのです。
ドリンク1杯の栄養素はサプリ12粒分に相当する
なんとドリンクタイプの青汁1杯は、サプリメント12粒に相当すると言われています。その為、ドリンク一杯の栄養素を摂取する為にはそれだけの個数を飲まなければいけないというのは驚き。
毎日12粒飲み続けるのは非常に苦になりやすいと思う人も多いはずです。持ち歩きながらサプリを飲むよりも、毎日朝起きて飲む方が楽だと思います。
粉末タイプは色々な方法で摂取することができる
粉末タイプの青汁であれば、水や牛乳などの水分に溶かさなくても、料理に入れることで摂取することが可能です。クックパッドやクラシルなどのレシピサイトでは粉末タイプの青汁を活用した健康レシピが豊富に掲載されています。
飲みやすい美味しいおすすめの青汁4選
以下では飲みやすく改良されているおすすめな青汁をご紹介していきます。
キューサイ「キューサイ青汁のある食卓 はちみつ入り」
公式サイト:https://www.kyusai.co.jp/products/detail.html?prod_id=00043010&c_cd=001012001
キューサイ青汁のある食卓 はちみつ入りは「キューサイ」が手掛けている青汁ブランドです。
この青汁には最初から蜂蜜が含まれていることから、非常に飲みやすく改良されている青汁の1つです。甘いものが苦手な方、糖分を摂取したくない方には向きませんが、蜂蜜を入れて飲まれているような人には特におすすめです。
伊藤園「毎日1杯の青汁」
毎日1杯の青汁は「伊藤園」が手掛けている青汁ブランドです。
特徴としては、とにかく飲みやすく作られており、ジュースのようにゴクゴク飲めてしまうほどサッパリとしていることです。さっぱりした風味が好きな人にはおすすめな青汁です。
ヤクルトヘルスフーズ「朝のフルーツ青汁」
公式サイト:https://www.yakult-hf.co.jp/products/aojiru/fruitaojiru.html
朝のフルーツ青汁は「ヤクルトヘルスフーズ」が手掛けている青汁ブランドです。
フルーツの風味がする飲みやすい青汁として知られており、上記のように実際に飲んでみた感想などのレビューもあることから、需要が高いフルーツ風味の青汁となっています。
FABIUS「すっきりフルーツ青汁」
青汁は不味いもの、苦いものと思っている人も多く、購入してみたもののやっぱりまずかったから継続することができない。という人にはかなりおすすめです。
美容効果が多い青汁として知られており、女性向きな青汁でもあります。
まとめ
今回は青汁でもサプリメントとドリンクどちらの方がいいものなのか?という疑問を取り上げましたが、手間や摂取方法を考えるとやはりドリンクタイプの方が優れているように思えます。
しかし、個人差もあるので、サプリメントタイプの方が楽だという場合、他のサプリメントとの飲み合わせや、飲み忘れがないようにしっかりと自己管理して摂取するように気をつけましょう!
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