青汁は、粉末タイプがスタンダードとなっているものの、ドリンクタイプ、サプリメントタイプ、錠剤タイプと様々な形状があり、製品によっては自分の用途に合った形状を選ぶことができるようになっています。
今回はそんな形状豊富な青汁の「ゼリー」について徹底解説していきたいと思います。
青汁ゼリーの効果について
栄養成分:ミネラルやビタミンのほかに食物繊維が豊富なものも多いものの、乳酸菌入りなどメーカーによって成分は異なりますが、美容・ダイエット向きな製品が多い傾向があります。
形状メリット:ゼリーの中でもスティックタイプのものであれば、持ち歩きにも最適かつ、開ければそのまま食べることができるので、手間が少ないメリットがあります。また冷やしたり、凍らせたりと自分が美味しく食べられる方法を選ぶことができます。
継続メリット:何よりもゼリーにしていることから、青汁の苦味や風味を感じることのないフルーティーな味わいのものが多いです。そのことからも、味が苦手な人であってもデザートのように食べることができるのが最大のメリットでしょう。
整腸効果
先程も記載しましたが、青汁ゼリーには「食物繊維」や「乳酸菌」が含まれています。
そのことからも期待できる効果として腸内環境が整い、便通改善、大腸がんの予防や血糖値の急な上昇を抑える効果など、腸に関する効果が期待できます。
野菜に含まれる栄養素の摂取
青汁は元々野菜不足をサポートするものとしての効果が高いことから、野菜に含まれているビタミンやミネラルを摂取することができる製品としても重宝されています。
青汁ゼリーは、粉末タイプなどとは異なり、加工の過程で失われる成分や添加される成分はあるものの、栄養素はしっかりと摂取することができる製品となっています。
が、やはり通常の粉末タイプと比較してしまうと劣る部分はあるので、食事のサポートとして考えておけば問題ないでしょう!
美容効果
粉末タイプでも存在しますが、比較的に美容効果をウリにしていることが多い青汁ゼリーでは、プラセンタやヒアルロン酸配合の製品も多い傾向があります。
ヒアルロン酸:ヒアルロン酸は、コラーゲンやセラミドとともに3大保湿成分とも呼ばれる最重要美容成分です。化粧品やスキンケア用品に使用されることの多いヒアルロン酸ですが、ヒアルロン酸がもともと存在している真皮にまで届かせることは不可能と言われています。
また、経口摂取であっても人体に有効であるという信頼できるデータはないとされているので、ヒアルロン酸配合という製品に関して、効果を期待し過ぎるのはおすすめできません。
プラセンタ:主に豚や馬などの哺乳動物の胎盤からつくられています。アミノ酸、ビタミン、ミネラル、酵素、核酸という成分が含まれており、アンチエイジング効果があるということで有名です。
しかし、それだけではなく更年期障害や疲労回復にも効果があると言われていることから非常に重宝すべき成分であることは間違いないでしょう。
青汁ゼリーの選び方
それでは、青汁ゼリーを選ぶ際にはどのような視点・ポイントで選ぶのが最適なのか?という部分を解説していきます。
飲む目的別に原料の主成分を選ぼう
まずは主成分によって効果が異なってくるということを理解した上で商品を選んでいくことがおすすめです。青汁には様々な主成分が存在し、メーカー毎、製品毎に様々な原材料を組み合わせて青汁を作っているので、同一メーカーであっても商品名が異なれば期待できる効果も異なります。
ケール
ケールは野菜の王様と呼ばれているだけあり、ビタミン、ミネラル類が多く含まれているだけではなく、β-カロテンの割合が多いことでも有名です。主に以下のような効果が期待できます。
・血糖値上昇抑制
・便通改善
・動脈硬化予防
・コレステロール増加抑制
明日葉
スーパーではあまり見かけない珍しい野菜なので、知らない人も多いのですが、さわやかな香りとほのかな苦味が特徴です。主に以下のような効果が期待できます。
・抗発ガン作用や動脈硬化の予防効果が期待できる
・抗認知症作用が期待されている
大麦若葉
水溶性食物繊維のβ-グルカンが多く含まれているのが特徴です。食物繊維が豊富なことでも知られていますが、以下のような特徴的な効果も期待できます。
・水溶性食物繊維を摂取できる
・体内水分を整え血圧を下げる
・コレステロール値の改善
クロレラ
タンパク質、葉緑素、各種ビタミン、ミネラル、カロテノイド、食物繊維などの健康に有用な成分がバランス良く含まれていることで重宝されている成分です。
血圧降下作用、コレステロール低下作用、脂肪肝改善作用も期待できることから青汁の原材料であるケールや大麦若葉との相性も良い成分となっています。
モロヘイヤ
ケール同様に野菜の王様と呼ばれていることからもカルシウム、カリウム、鉄などのミネラル分が多く含まれています。また、鉄分も豊富なので、貧血にも効果を発揮するとされているだけではなく、糖の吸収を遅らせ血糖値の上昇を抑える働きがあります。
プラス配合されてる成分
上記の健康的な栄養素以外にも様々なプラス配合されている成分があります。(メーカーによって異なります。)
乳酸菌
糖を利用して乳酸を大量に作り出す微生物のことであり、よく知られている食べ物ではヨーグルト、チーズなどにも含まれているほか、みそや醤油、人の腸内にも存在していることから、腸内環境を良くするには乳酸菌をしっかりと摂取することが欠かせません。
酵素
酵素はタンパク質で作られているもので、呼吸をはじめ、食べ物の消化・吸収や代謝・排泄といった生命活動において酵素が重要な役割を果たしている為、なくてはならないものです。
酵素が豊富に含まれる食品を摂ることで、体内酵素を補い、その結果健康に繋がるとされています。
毎日続けやすい味で選ぶ
青汁は即効性を求めるというよりも継続して摂取(飲む・食べる)することが必要です。なので結果的に自分が継続しやすい、または美味しいと感じるものを選ぶことが重要です。
フルーツ風味
青汁ゼリーは他の形状の青汁とは異なり元々味が改良されているものが多いのですが、その中でもフルーツ風味なものは、フレッシュな味わいで好まれています。
抹茶風味
他の形状でも多いのが抹茶風味です。特にお茶などが好きな人からすると、スイーツ感覚で食べられるおすすめな風味となっています。
レモン
酸味があるレモンでさっぱりと食べたいという方におすすめです。柚子風味と混ざっているものも存在します。
ライチ
味の中に甘さを求めている人におすすめな風味です。
パイナップル
果実入りで販売されているメーカーもあり、おやつ感覚で食べたい人におすすめです。
マンゴー
まろやかな風味がお好きな方におすすめです。ゼリーと一緒に牛乳を飲めばマンゴーラッシーのような風味になります。
スティックタイプが食べやすくておすすめ
持ち運びを考えている人であれば絶対にスティックタイプがおすすめです。そのまま開けて食べることができる手軽さが最大の魅力です。
使われている添加物もチェック
毎日継続して食べるのであれば、できるだけ香料や着色料などの添加物が入っていないものを選ぶことがおすすめです。他の形状タイプとは異なり青汁ゼリーでは、ここを重視して選んで下さい。
青汁ゼリーのおすすめ商品4選
以下ではおすすめな青汁ゼリーをご紹介しています。
大木製薬「青汁スティックゼリー りんごプラス」
公式サイト:https://www.ohkiseiyaku.com/product/healthfoodnutrition/h_aojirujelly.html
果肉が入っていることから、ただのゼリーではなくおやつ感覚で食べることができるおすすめの青汁ゼリーです。大麦若葉、明日葉、ケールを使用しており、全て国産のものを使用。
はぴねすくらぶ「乳酸菌とコラーゲンの青汁ゼリー」
コラーゲンとヒアルロン酸も摂取することができる青汁ゼリーです。こちらも果実入りとなっているので、デザート感覚で食べることができるおすすめな商品です。
ヒアルロン酸は経口摂取しても効果期待はしないほうがいいのですが、国産の青汁・野菜に100億個の乳酸菌EC-12をプラスしているということから、腸内環境の活性化には最適な商品となっています。
マグナス「青汁フルーツゼリー」
九州産の大麦若葉を100%使用し、食べやすいミックスフルーツ風味に仕上げた健康&美容ゼリーです。コラーゲン・ヒアルロン酸配合の青汁ゼリーで、美容効果が期待できるだけではなく、食生活のサポートとして重宝されています。
UMIウェルネス「青汁ゼリー00022」
無農薬で栽培された国産大麦若葉を使用。食べやすいようにりんご風味になっている青汁ゼリーです。スティック1本でレタス一個分の栄養素を摂取できること、冷やしても凍らせても美味しく食べられます。夏場の暑い時期には凍らせた状態で持ち歩いてもいいかもしれませんね!
まとめ
今回は、青汁の形状でも持ち運び、味、風味などが最大限に工夫されているゼリー形状についてご紹介させて頂きました。恐らく女性の方からすると美容成分が入っている製品が多く、魅力的に感じると思います。
しかし、ダイエットをする際には、栄養素などが重要となってきますので、青汁ゼリーではなく粉末タイプなどの青汁がおすすめです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー高血圧・中性脂肪・血糖値・毎日のお通じの改善が期待できる話題の青汁がオススメ★
コメント