青汁は牛乳などのように一律な栄養素があるわけではなく、販売メーカー各社が何の材料を使い、どのように製法したかで栄養価の種類は違ってきます。
栄養価によって個人個人の悩みを解決する栄養効果は違います。ニキビなどのお肌の調子が気になる人もいれば、便秘気味で毎日のお通じが気になる人、肥満や高血圧・高コレステロールなどが気になる人もいます。
そこで今回は、様々な青汁の栄養価を調べてみました。色々な青汁の栄養価の比較等もしてみましたので、「自分に合う青汁ってどんなのだろう?」「青汁を飲み始めたいけど、どの青汁を飲んだらいいか分からない。」等のお悩みの方はぜひ参考にしてください。
一般的な青汁の栄養成分とは
一般的な青汁の栄養成分(100gあたり)を以下に紹介します。
たんぱく質 | 13g |
脂質 | 4.4g |
炭水化物 | 70.2g |
食物繊維 | 28g |
ナトリウム | 230mg |
カリウム | 2300g |
カルシウム | 1200mg |
ビタミンC | 1100mg |
ビタミンK | 1500㎍ |
鉄 | 2.9mg |
葉酸 | 820㎍ |
β-カロテン | 10000㎍ |
栄養成分だけ見ても詳細についてわかりづらいため、
以下に一般的な青汁の主な栄養成分をそれぞれ解説します。
食物繊維
青汁には、多くの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化されず、腸内で微量な作用を受けて排泄されると言われています。その過程で、腸内細菌の働きを助けて、整腸作用の効果を発揮します。
カリウム
カリウムは生野菜に多く含まれており、青汁にも多く含まれています。カリウムはナトリウムを排泄する作用があるので、体内塩分を調整する効果があるため、高血圧の予防になります。
カルシウム
カルシウムが、歯や骨の形成に必要な栄養素なのは有名です。また、血液の凝固作用もあり、出血の止血効果も発揮します。人体に最も多く含まれるミネラルと言われていますが、それだけ人体に必要なミネラルとも言えます。
ビタミンC
ビタミンCは美肌に欠かせません。水溶性ビタミンの中の1種で、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須なビタミンです。その効果は抗酸化作用もあり、アンチエイジング効果やストレスの抵抗力を強める効果もあると言われています
β‐カロテン
β‐カロテンは、体内でビタミンAに変換される抗酸化作用を持ちます。肌の美白や発育を促すアンチエイジング効果や認知機能の改善、また肺がんの抑制作用や加齢に伴う網膜変性という視力を減らす病気の抑制作用もあると言われています。
ビタミンK
ビタミンKは、血液凝固を助ける働きがあります。またカルシウム同様、丈夫な骨づくりにも不可欠なビタミンであり、骨粗鬆症の薬に使われているほどです。その他にも動脈の石灰化を抑制する作用もあると言われています。
葉酸
ほうれん草やモロヘイヤ等、緑黄色野菜に多く含まれているのでこの名が付きました。葉酸は動脈硬化を起こす原因でもあるホモシステインを減らし、赤血球の細胞の形成を助ける働きもあると言われています。
ビタミン6やビタミン12と共に動脈硬化を起こす原因でもあるホモシステインを減らしたり、ビタミンB12と共に赤血球を作っています。
青汁の栄養成分を比較
上記の栄養成分は、一般的な青汁に含まれていると言われます。そして、それに加えてメーカー各社ごとに青汁に色々な栄養成分が追加されていたりします。
いくつか、青汁の栄養成分を比較してみました。
佐藤園 クアトロ青汁
佐藤園のクアトロ青汁は「GABA」と「難消化デキストリン」の2つの有効成分を含んでおり、その相乗効果により、血圧、中性脂肪、血糖、毎日のお通じ、の4つのケアを実現しています。
GABAは、チョコレートでも有名な成分で知られています。主に抑制性の神経伝達部室として機能する成分です。なので、気分を落ち着かせる効果もあります。それに加えて血圧が高めな健常者の血圧を下げる効果があるという事も報告されています。
難消化デキストリンは、麦芽糖(マルトース)という糖成分の吸収の上昇を抑える働きがあります。食後の血糖値を抑える効果を発揮します。そして、難消化デキストリンは腸内で、腸内細菌のエサになりその結果、ビフィズス菌が増えて腸内の環境を改善し、中性脂肪上昇の抑制や、毎日のお通じの改善効果も発揮します。
クアトロ青汁の公式ページはこちら
サントリー 極みの青汁
サントリーの「極みの青汁」は、「ケルセチンプラス」を有効成分として含んでいて、青汁の栄養素がより体へ吸収されやすいようになっています。栄養成分は体に吸収されて初めて役割を果たします。他の青汁よりも、本来の青汁の栄養吸収にこだわっているため、本来の青汁効果である高血圧や高血糖などの生活習慣病を防ぐ効果が期待できます。
「ケルセチンプラス」は、ポリフェノールの一種であり、炎症を抑える力があると言われています。炎症を抑えるという事は、免疫力を上げるという事です。
その効果に加え青汁の栄養成分を余すことなく吸収して、青汁が持つ強力な栄養素を無駄なく摂取できる青汁と言えます。
ユーワ 乳酸菌+酵素 国産大麦若葉青汁
乳酸菌+酵素 国産大麦若葉青汁は、文字通り「乳酸菌」と「酵素」の有効成分を含んでいます。毎日のお通じや抗酸化作用の効果が他の青汁よりも期待できるため、美白やアンチエイジング効果の発揮が期待できます。
乳酸菌は、腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やします。腸内で善玉菌が腸の蠕動運動(排便を促す働き)を活発にして、毎日のお通じに対して、大きな効果をもたらします。また小腸での栄養吸収もサポート効果もあり、下痢の症状改善効果なども見込めます。
酵素は、栄養素の吸収や消化をサポートする働きをしたり、「代謝酵素」となり、新陳代謝や排泄などのサポートもします。便秘や下痢などの改善だけでなく、皮膚の若返りを活発にするなどの、美容や美肌などの効果も期待できます。
大正製薬ヘルスマネージ 大麦若葉青汁<キトサン>
大正製薬の「ヘルスマネージ 大麦若葉青汁<キトサン>」は「キトサン」という有効成分を含んでおり、悪玉コレステロールを抑え、脂肪分や塩分を排泄する働きがあるため、高コレステロールの予防や肥満防止の効果が期待できます。
キトサンは、食事で摂取した脂肪分や塩分を吸着して、体内で吸収される前にそれらの脂肪分や塩分を排泄します。唐揚げやてんぷらなどの、油っぽい料理を食べた後でも、カロリーカットが期待できます。
また、悪玉コレステロールを抑える働きもあるため、コレステロールや肥満防止に加えて、美肌効果などのアンチエイジング作用も、加えて期待ができます。
ドクターベジフル青汁
「ドクターベジフル青汁」は、大麦若葉、ケール、桑の実の、青汁の主原料と言われる3つの緑黄色野菜に加えて、キャベツ、かぼちゃ、人参などの18種類の様々な野菜を加えて作られた青汁で、野菜不足の解消のサポートをし、トータル的な健康効果が期待できます。
大麦若葉、ケール、桑の実、トマト、キャベツ、ごぼう、人参、ピーマン、小松菜、アスパラガス、レタス、かぼちゃ、サツマイモ、紫芋、ほうれん草、サニーレタス、グリーンリーフ、青梗菜、春菊、パセリ、大葉と、健康に良いとされる多くの野菜を使用しています
様々な栄養価の高い野菜が配合されているため、トータル的に体のコンディションを整えてくれる効果が、期待できます。
青汁の栄養ランキング
健康というカテゴリーの悩みがあっても、その中のどれに悩んでいるかは人それぞれです。ですので、一概にランキングできない事もあります。
とはいえ、どれを飲んだらいいか分からない方もいると思いますので、私なりにランキングをつけてみました。
青汁に含有の栄養成分はどんなものが多い?
色々な青汁があるので一概には言えませんが、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」と比較して考えると「食物繊維」「ビタミンC」「ビタミンE」「カリウム」「マグネシウム」などを多く含んでいる食品と言えます。
さらにそこから、配合する成分により様々な栄養がプラスされ、健康効果を相乗的に高める健康食品となります。
機能性表示食品の青汁なら「佐藤園のクアトロ青汁」がおすすめ
機能性表示食品とは簡単に言うと、事業者の責任においてエビデンス(科学的根拠)に基づき特定の保険の目的が期待できるという、消費者庁のお墨付きの食品を指します。
その中で「佐藤園のクアトロ青汁」がおすすめ理由は、血圧、中性脂肪、血糖、毎日のお通じの4つのケアで、脳梗塞や心筋梗塞などの疾患の予防が期待できる点に加え、美肌やアンチエイジング効果の土台作りも出来るという点です。
高血圧・・・心筋梗塞・心不全・脳梗塞・脳出血など
中性脂肪・・・糖尿病・閉塞性黄疸・ネフローゼ症候群など
血糖値・・・糖尿病・糖尿病による脚の壊死や失明・口渇・倦怠感など
毎日のお通じ・・・イレウス・大腸がん・肌荒れなど
「GABA」と「難消化デキストリン」を加えて健康という土台を作りつつ、肌効果やアンチエイジング効果もさらに相乗効果で得られるのは非常に魅力的だと私自身は思います。興味のある方は是非1度試してください。ただし、青汁は即効性のある食品ではありませんので、どの青汁でも最低1ヶ月以上は継続するのがおすすめです。
佐藤園クアトロ青汁の公式ページはこちら
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