青汁に含まれていることも多い「明日葉」ですが、そんな青汁の主成分である明日葉はどんな効果があり、どういった副作用があるのか意外と知らなかったりします。
今回は、食生活が気になる方におすすめの健康野菜として注目されている明日葉について詳しく解説していきます。明日葉を手軽に摂取できるおすすめの方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください!
明日葉とは?その効能
明日葉は、青汁の主成分となることも多い野菜です。昔から免疫力がアップして健康維持に役立つものとして重宝されてきました。
もともと明日葉はビタミンやミネラルなど豊富な栄養素を含んでおり、食生活が乱れがちな人や野菜不足を感じる人におすすめの健康野菜として注目されているものです。
明日葉は根・茎・葉の部分に抗酸化作用や血栓症予防、そして内臓脂肪を解消する作用をもつカルコンを多く含んでいるのが特徴です。
明日葉に含まれる栄養成分
野菜の中でも生命力が強く豊富な栄養素が含まれているとして有名な明日葉。明日葉の葉や茎を切ると黄色い液体が出てきますが、これは明日葉に含まれる成分のひとつ、カルコンという物質です。
カルコンを多く含んでいる野菜は明日葉以外ではほとんどないので、健康維持や美容効果に役立つ成分として注目を集めています。
また、明日葉にはカルコンだけでなくビタミンやミネラルといった栄養素も豊富に含まれており、野菜の王様として知られるケールよりもβカロテンを多く含んでいます。
明日葉のさまざまな効能
これら明日葉に含まれる栄養成分を毎日摂取すると、生活習慣病などさまざまな病気に効果があると言われます。
具体的にはどんな症状に効くのか詳しく紹介します。
・高血圧改善
明日葉に含まれているカリウムには、体内にある余分なナトリウムを体の外に排出する働きがあります。これにより血圧を下げて高血圧が改善するとされています。
・脳卒中対策
血液がドロドロになると血栓ができて脳卒中の原因となりますが、明日葉に含まれる成分は血栓を排出する作用があります。
・糖尿病予防
カルコンが血糖の上昇をおさえ、糖尿病の発症を予防します。
・便秘解消
明日葉には食物繊維に加え、ビタミンBやビタミンCが含まれているため、腸の動きを促進してくれる働きにより便秘の解消に効果があるとされています。
明日葉の主な産地
■八丈島
明日葉は八丈島が原産の植物で、地元では昔から貴重な栄養源として食用や昔から伝わる民間薬として日常的に取り入れられています。
八丈島の明日葉は茎が太く、丈は2mほどと高く伸びるのが特徴です。その茎の色から青茎とも呼ばれています。
■伊豆大島
八丈島と同じ伊豆諸島に属する伊豆大島の明日葉は、丈が1mほどと比較的短く茎に赤みがあるのが特徴です。ですので、伊豆大島の明日葉は赤茎と呼ばれています。
伊豆大島は1年を通して温暖な気候で、明日葉がすくすくと育つには最適な環境となっており、豊かな栄養を含む優れた明日葉が育ちます。
■屋久島
年間を通して温暖な気候というイメージの屋久島ですが、実は寒暖差の激しい環境でもあります。そこで育った明日葉は八丈島産と同じく形状は青茎系で、丈も2mほどまで伸びます。
屋久島の明日葉は段々状の畑で作られており、豊かな水分を含んでみずみずしいのが特徴です。
明日葉の毒性や副作用について
明日葉はさまざまな栄養素が含まれていることで有名ですが、他の野菜にはない貴重な成分が豊富な点から毒性や摂取しすぎによる副作用があるのか気になるところです。
明日葉に毒性はない
明日葉は一般的に健康に良いイメージの野菜ですが、一方で毒性があるとの噂も耳にすることがあります。
結論から言うと、明日葉に毒性はありません。明日葉をそのまま食べたり、明日葉を含んだ青汁を飲んだりして体調が悪くなる危険性は基本的にないので、安心して摂取できます。
明日葉に毒性があると勘違いされてしまう理由としては、葉や茎から黄色い液体(カルコン)が出ることや、明日葉とよく似た植物で食用には向かないハマウドの存在が挙げられます。
明日葉に副作用はないが食べ過ぎには注意
明日葉には毒性のある成分は含まれていませんが、副作用が気になる人もいるでしょう。いくら健康にいいと言っても摂りすぎると逆効果って心配もありますよね。
実際のところ、明日葉を多く摂取した場合の副作用はありません。青汁などの主原料となっているものなので、むしろ多く取り入れてもいいぐらい栄養が豊富に含まれています。
ただ、大量を摂りすぎると体質によっては肌荒れや湿疹、腹痛、下痢などにつながる場合もあるため、注意が必要です。
明日葉の食べ方
明日葉は食物繊維やビタミン、βカロテンなど栄養が豊富で、いろいろな料理にしておいしくいただけます。ここでは明日葉のおすすめの食べ方について紹介します。
明日葉の天ぷら
「おいしい明日葉の天ぷらの作り方」
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=VxRhvW6yOpc)
明日葉を使った料理の定番といえば「天ぷら」ですよね。
油との相性がよく、揚げたては最高においしいと評判なので是非参考にしてみてください。
葉の部分は明日葉特有の爽やかな香りが感じられ、おかずにはもちろんお酒のおつまみにも最適ですよ。
明日葉の炒め物
「アレルギーに効く?!明日葉炒め【簡単レシピ】もう一品欲しい時にも!」
(出典:https://www.youtube.com/watch?v=FiMCY-v-Yf8)
明日葉のほのかな苦味が特徴の炒め物です。油で炒めると独特のクセが抑えられ、茎のシャキシャキ感もまた絶品。少しの材料でサクッと作れるので、時短レシピの1つに加えてみてはいかがでしょうか。
明日葉を手軽に摂取するなら青汁がおすすめ
以下では、特に明日葉が多く含まれているおすすめの青汁を紹介しています。
小林製薬「キトサン明日葉青汁」
公式サイト:https://www.kobayashi.co.jp/seihin/c_aba/
原材料:有機明日葉末、還元麦芽糖、キトサン(かにを含む)、ショ糖、抹茶、加工黒糖、スピルソナ末、増粘多糖類
大手製薬会社の「小林製薬」が手がけている特定保健用食品の青汁なので、知名度が高く安心安全にお召し上がりいただけます。
有機明日葉末のほかコレステロールを低下させるキトサンも配合し、生活習慣病が気になる人のために工夫された飲みやすい青汁です。
マイケア「ふるさと青汁」
公式サイト:https://www.mycare.co.jp/products/detail/5
原材料:明日葉葉茎末、難消化性デキストリン、直鎖オリゴ糖、明日葉根末、桑の葉末大麦若葉末
八丈島で採取された明日葉を葉・茎・根まで余すことなく配合した青汁で、明日葉の2大成分であるカルコンとカリウムが豊富に含まれています。
明日葉のほか、桑の葉や大麦若葉など栄養豊富な成分も含まれており、原材料はすべて厳選された国内農家で栽培しています。
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