青汁も現在は様々なバリエーションが展開されているものの、基本的にどのメーカーも飲みやすさを追求している傾向にあります。それも継続して飲むことができるようにという考えからのもの。
中にはジュースのような味わいのようなものもあり、お子様でも飲める青汁まで展開されています。
しかし、青汁ではなく野菜ジュースを飲んでいらっしゃるご家庭もあるはず。
今回は青汁と野菜ジュース、似ているようで異なっているこの2つのドリンクについて解説していきたいと思います。
青汁と野菜ジュースを比較しました!
野菜ジュース | 青汁 | 参考 | |
値段 | 100円程度 | 100円程度 | 1杯の価格は同じ |
栄養素 | そこそこ | たっぷり | 青汁が美容・健康向け |
飲みやすさ | 誰でもOK | クセあり | ものによっては青汁はクセあり |
持ち運び | 楽チン | ものによってはできない | 野菜ジュースの方がラク |
購入できる | スーパー・通販 | 通販・ドラッグストア | 野菜ジュースは手軽、青汁は品質重視で通販がメイン |
手間 | なし | 水か牛乳と混ぜる | 青汁の方が手間はかかる |
栄養成分 | 野菜生活100 | ふるさと青汁 | 1日に必要な量 |
たんぱく質 | 0.6g | 0.2g | 筋肉維持体重×1g必要 |
エネルギー | 68kcal | 9.5kcal | 成人男性:約2,600kcal 成人女性:約2,000kcal |
脂質 | 0g | 0.05g | 20~30gを推奨 |
糖質 | 16g | - | 摂り過ぎはNG |
炭水化物 | - | 2.58g | 50~70gを推奨 |
食物繊維 | 1.0g | 0.97g | 成人男性:24~27g 成人女性:19~21g |
ビタミンA | 300~1000μg | - | 成人男性:750μg 成人女性:600μg |
ビタミンB1 | - | 0.27mg | 成人男性:1.4g 成人女性:1.1g |
ビタミンB2 | - | 0.33mg | 成人男性:1.6g 成人女性:1.2g |
ビタミンB6 | - | 0.4mg | 成人男性:1.6g 成人女性:1.2g |
ビタミンB12 | - | 1.26μg | 2.4μg推奨 |
ビタミンC | - | 33mg | 100g推奨 |
α-カロテン | 1.0~5.5mg | - | |
β-カロテン | 2.0以上 | 50.7μg | 6μgでビタミンA約3IU相当 |
ナトリウム | 62mg | 3mg | 成人男性:約3500mg 成人女性:約2900mg |
マグネシウム | - | 1.85mg | 成人男性:約350mg 成人女性:約280mg |
カルシウム | 63mg | 5.64mg | 成人男性:650~900mg 成人女性:600~700g |
カリウム | 320mg | 16.98mg | 成人男性:2000mg 成人女性:1600mg |
鉄分 | - | 0.2mg | 成人男性:7.5g 成人女性:10.5g |
ナイアシン | - | 2.84mg | 成人男性:15mg 成人女性:12mg |
パントテン酸 | - | 1.28mg | 成人男性:6mg 成人女性:5g |
葉酸 | - | 147μg | 240μg推奨 |
原材料を比較
青汁の原材料は、大麦若葉やケールなどを使用しているものが多く、大麦若葉には食物繊維やビタミンをはじめ、葉酸やカテキン、酵素などが豊富に含まれています。
その為、栄養バランスが整っているだけではなく、便通改善やコレステロール値の改善など、様々な効果を期待することができるのです。
一方野菜ジュースでは、緑色の野菜だけではなく、トマトやフルーツなどを利用しているものが多く含まれていいます。
栄養成分を比較
比較表を見れば分かりますが、青汁はビタミンや葉酸、鉄分など栄養成分がバランス良くぎっしりと詰まっていることでも健康面で飲まれる方の多い飲み物となっています。
一方野菜ジュースでは、ビタミンや葉酸、鉄分などが青汁と比較すると少なくなっています。
カロリーや糖質比較
ここがダイエットには重要な部分ですが、野菜ジュースは青汁と比較すると非常に糖質が多い飲み物となっています。その為、野菜ジュースだけを飲んでいるダイエットは糖質の摂取が多くなるので意味がなくなってしまいます。
添加物の有無
最近では、無添加が特徴となっている青汁などあり、香料・保存料を使っていない野菜ジュースも存在します。これに関してはメーカーによって異なるので、気になる人は要確認です。
青汁と野菜ジュース、どっちがダイエットに向いている?
では、青汁と野菜ジュースは一体どちらがダイエットに向いている飲み物なのか。
野菜ジュースは甘くて飲みやすい!甘いということは…?
野菜ジュースは一般的な青汁と比較すると、ジュースという名前の通り「飲みやすさ」は優っていると考えられます。しかし、その飲みやすさは甘さからきているものなので「糖質」が多く含まれている飲み物だということです。
糖質ダイエットという言葉もあるように、ダイエット中は糖質を制限する必要があるので、糖質が多く含まれている野菜ジュースはダイエットには向いていません。
青汁はダイエットにおすすめ!
一方青汁には糖質が含まれていない、少量しか入っていないものが多く、ダイエットには最適です。野菜ジュースよりも栄養成分が豊富に含まれており、糖質やカロリーが少なくヘルシーという非常にダイエット向きな飲み物となっています。
青汁と野菜ジュースを混ぜるのはあり?なし?
青汁と野菜ジュースを混ぜると更に栄養素バツグンな飲み物になるのではないか?と思われるかも知れませんが、これはおすすめできません。
結局野菜ジュースに含まれている多くの糖質で青汁のヘルシーさがなくなってしまいます。青汁はしっかりと1日に摂取した方が良い栄養成分が詰まっている飲み物となっているので、青汁単体で十分栄養は取れるようになっています。
もし青汁を水に割って飲んでいるのに飽きてしまった人は牛乳や豆乳などに混ぜて飲むと、タンパク質も摂取することができる最適な飲み物となることからもおすすめです。
こういった味の変化を楽しむことができるのも青汁のメリットの1つです。
健康にいい青汁の選び方
それでは健康に良い青汁の選び方、見極め方はどういったものなのかご説明します。
毎日継続出来るか
青汁は飲んだその日に効果が現れるというものではなく、継続して毎日のように飲むことで効果を発揮する飲み物です。その為、継続することが何よりも重要です。
まずは「自分に合った青汁を見つけること」が最適であり、飲みやすさや味、手間などを考え、バリエーション展開が豊富な中からこれだ!というものを見つけることが必要です。
安心安全なのか
購入前には品質や添加物などをチェックする必要があります。中には国産の原料しか使っていない青汁しか信用できない。という方もいらっしゃるので、原材料の確認もしておくと間違いありません。
またアレルギー持ちの方は、その青汁に自分が飲んではいけないアレルギー成分が含まれていないか確認して下さい。
栄養素と食物繊維の量に注目
冒頭で比較した表のように、青汁はそれぞれ栄養素や食物繊維のバランスが異なっていることが多いです。自分が求めている効果をできるだけ発揮する可能性の高い青汁を選ぶことがおすすめです!
例:コレステロール値が気になる、便通改善したい、など…
まとめ
今回は野菜ジュースと青汁どちらがダイエットに向いているのか?ということをご説明しました。
野菜ジュースは糖質が高い飲み物であること、健康に気を使ったダイエットを考えているのであれば青汁が最適だということを覚えておきましょう!
青汁の摂取方法は粉末タイプであれば料理に入れて摂取することもできるので、ダイエット中のサラダにふりかける、おやつにするなどとして工夫することもできます!
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