我が子が野菜嫌いで、全然食べてくれないとお悩みではありませんか？
そこで、お勧めなのが青汁です。青汁というと、苦くてまずいというイメージがあるかもしれませんが、子供でもおいしく飲める工夫がされているものがあります。
今回は、子供がなぜ野菜嫌いになってしまうのか、そのメカニズムとおすすめの子供向け青汁をご紹介します。
子供が嫌いな野菜とは
まずは子供がどんな野菜を嫌う傾向があるのか、参考になるランキングをいくつかご紹介したいと思います。
子供が嫌いな野菜ランキング
「2022年度・野菜と過程菜園に関する調査」タネイ種苗株式会社
1位 とうがらし
2位 ゴーヤ
3位 セロリ
4位 春菊
5位 ピーマン
6位 ネギ
7位 ケール
8位 なす
9位 トマト
10位 モロヘイヤ
「2018年・カゴメ野菜定点調査」
1位 ピーマン
2位 なす
3位 しいたけ
4位 ネギ
5位 小松菜
6位 ニラ
7位 チンゲン菜
8位 トマト
9位 かぶ
10位 しめじ
「『めばえ』2016年8月号アンケート」
1位 ピーマン
2位 トマト
3位 なす
4位 キャベツ
5位 ほうれん草
6位 ネギ
7位 レタス
8位 人参
9位 玉ねぎ
10位 ブロッコリー
嫌いな野菜ランキングの常連であるピーマンをはじめ、においや味が強烈なものが並んでいますよね。また、味は淡泊でも、食感に特徴のあるものもラインナップされています。
ではなぜ、子供が野菜を嫌いなのか、その理由を次にまとめてみました。
子供が野菜を嫌いな理由
子供が野菜を嫌いな理由を一挙にあげてみます。
■ おいしくないから。
ものすごくシンプルな理由ですが、当たり前ですよね。大人だっておいしくないものは食べたくありませんからね。
■ 青臭いのが苦手だから。
この理由なら、加熱すればだいぶ味が変わるかもしれません。
■ 食感が苦手。舌触りが気持ち悪い。
本能的にダメな食感ってありますよね。調理の仕方によっては克服できる可能性があります。
■ 苦すぎるから。
野菜嫌いの子供がよくあげる理由ですよね。加熱や調理法でもなかなか苦味は取れないので、これは対策が難しいですね。
■ 独特の香りがきついから。においが嫌いだから。
分かります。大人だって苦手な人が多いのではないでしょうか。
ただ大人になると、そのにおいに病みつきなる人もいますよね。
そうなのです！不思議と大人になると、食べられるようになった野菜ってあると思います。実はそこに、子供が野菜を嫌いな理由が隠されているのです。
子供と大人の味覚の違いとは
私たちは、食べ物を食べると、舌の上でおいしいなあ～とか、反対にこの味苦手だなと感じています。
それは、舌にある味蕾（みらい）という細胞で味を感知しているからなのです。この味蕾の数は、大人と子供で違っており、乳幼児が約1万個あるのに対して、成人になると7,500個ほどに減少し、更に高齢者になると3,000～4,000個程度まで減ってしまいます。
このように味蕾の数の違いにより、大人より子供の方が味を強く感じてしまうわけですね。
人が感知できる味は、5つに分類されており、「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」になります。
・甘味：活動するためのエネルギー源となる炭水化物や糖類の味
・塩味：体の機能を保つために必要なミネラル分の味
・旨味：血や筋肉、臓器など身体をつくる基となるタンパク質の味
これらは、本能的に子供に好まれる味です。ご飯やパン、麺、甘いお菓子、イモ類が大好きな子は多いはずです。塩味がついている方がおいしいと感じるし、肉や卵の旨味に食欲がそそられます。
一方で、
・酸味：本能的に腐ったものと見なされる味。
・苦味：本能的に毒だと認識される味。自然界では、苦味は毒物のサインになります。
これらは子供自身が我が命を守るために、本能的に避けてしまうのです。酸味や苦味の強い野菜が嫌われるのも仕方がない訳です。
大人は、年齢を重ねて学習し、酸味や苦味があるものを食べても大丈夫、腐敗しているわけでも毒でもないと理解し食べられるようになります。
また、大人になると味蕾が減って子供のときより酸味や苦味を感じにくくなり、食べられるようになります。
※もちろん、子供によって味蕾の数に違いがあるため、抵抗なく食べられる子、ちょっと加熱したり調理法を変えたりするだけで食べられる子もいます。
そうはいっても、栄養バランスは気になるもの。
そこで、野菜嫌いの子供でもおしいく飲める青汁をご紹介します。
野菜嫌いの子供におすすめなのが子供向け青汁
野菜嫌いの子供でも抵抗なく飲める青汁を3点ご紹介します。
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まとめ
子供の野菜嫌いは、子供のわがままでもないし、まして親のしつけの問題でもないのがお分かりいただけたかと思います。
（味を感知する細胞）味蕾が、大人よりずっと多く存在する子供は、敏感に野菜特有の酸味や苦味を感じ取ってしまうのです。人は生まれながらに酸味は腐敗しているもの、苦味は毒物と本能的に受け取ってしまうため、野菜を避けてるのは仕方のないこと。
とはいえ、身体の調子を整えてくれるビタミン・ミネラル類を豊富に含んでいる野菜を、子供にも摂られたいですよね。
ご紹介した子供向け青汁を活用すれば、手軽に抵抗なく野菜の栄養を摂取できるはずです。お子さんが「おいしい、おいしい！」と言って、喜んで飲んでくれる可能性大ですよ！
我が子の健康を守れるのは親のあなただけです。野菜嫌いのお子様のために、是非、子供向け青汁を毎日の習慣として採り入れてみて下さい。
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