青汁には様々な栄養素が含まれていることから、健康に良い飲み物だということは間違いありません。しかし、摂取しすぎるとお腹を下したり、腹痛などが起きるケースもあります。それは何も青汁を飲みすぎたということではなく、青汁に含まれている栄養素の過剰摂取が原因となっています。
今回は、聞いたことがあってもどんな効果や症状があるのかあまり知られていない「カリウム」についてご紹介していきたいと思います。腎臓機能にトラブルがある人で青汁を飲もうと思っている人は特に注意して読んでください!
カリウムの健康効果とは?
カリウムはミネラルの一つに数えられるものであり、カリウムを摂取することで正常な血圧の維持、脳卒中などの重大な病気のリスクを低下させる、骨密度などを向上させる効果があることがわかっていると言われています。
また、カリウムは疲労回復効果があることもわかっていることや、高血圧の原因といわれている塩分(ナトリウム)を排出する作用もあることから、コレステロール値の高い人だけではなく、ストレス社会に生きている人であれば誰もが必要な栄養素だと言っても過言ではないでしょう。
食材でカリウムを摂取する場合
・バナナ
カリウムが摂取できるとされている食品
・アボガド
・ほうれん草
・さつまいも
・するめ
・干し物
上記のようにカリウムを摂取することができるとされている食品はあるものの、種類は非常に少ないとされています。
カリウム不足はどんな症状が出る?
・だるくなる
カリウム不足で多い症状
・疲労が抜けきらないような状態
上記のように、カリウムが不足してしまうとだるさや疲労といった症状が悪化するとされており、日々摂取することが必要なものだということが分かります。
カリウムは過剰摂取しても危険
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、生活習慣病の予防を目的とした成人1人1日当たりのカリウム摂取の目標量を、男性3,000mg以上、女性2,600mg以上としています。また、2012年に公表されたWHOのガイドラインでは、男女とも3,510mg/日を推奨しています。
参考元:e-ヘルスネット
手指や唇のしびれ・だるさ・不整脈などの症状が現れることがあり、心臓が止まってしまう原因にもなると言われています。
そのことからも、カリウムを多く含む食品やたんぱく質の摂りすぎには特に注意が必要だとされています。
上記にもあるように1日の推奨量は3,510mgとされているので、それ以上の量を摂取することが過剰摂取だと考えておいていいでしょう。
腎臓機能にトラブルがある人の場合
カリウムを過剰に摂ったときにカリウムを体外へ排出する機能が弱っている場合は非常に注意が必要です。腎機能が弱って正常な働きをしないと、高カリウム状態になってしまうことから、先ほどの過剰摂取状態になってしまい、手指や唇のしびれ・だるさ・不整脈、最悪は心臓が止まってしまうこともあるのです。
慢性腎臓病、腎臓の働きが低下している人は要注意
食事で摂取したカリウムは9割が尿中に排泄されるとされています。しかし、腎臓の機能が低下すると尿量が減り、カリウムが体内にたまってしまい、過剰摂取状態になってしまうので、カリウムの摂取量を制限する必要があるのです。
まとめ
日々の効果としてだるさや疲労回復などは、身体的にもメリットが大きい効果ですが、過剰摂取は非常に危険なことだということはお分かり頂けましたでしょうか?
なので、青汁のパッケージに記載されている適量を毎日継続して飲み続けることが重要なのです。カリウムは腎臓の働きが低下している人の過剰摂取が危険ですが、青汁には他にも様々な栄養素が含まれているので、飲みすぎないように注意しましょう!
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