さて、青汁には粉末タイプや液体タイプといった形状のものがありますが、粉末タイプであっても賞味期限は製品の箱などに記載があります。
しかし、粉末であれば問題ないのではないか?という疑問を持ったことはありませんでしょうか?もちろん賞味期限であれば問題ないようにも思えるのですが、今回はそういった青汁の賞味期限・消費期限について解説していきたいと思います。
賞味期限と消費期限は何が違うの?
まずは賞味期限・消費期限の違いを復習していきたいと思います。
賞味期限とは?
賞味期限はおいしさなどの品質が保たれる期限のことです。
表示している日時の1.1~1.5倍の期間までは賞味しても大丈夫な設定になっているとも言われており、製品の品質は下がるけれど、食べれなくはないという解釈もできます。
消費期限とは?
消費期限は安全に食べられる期限のことです。
品質が急速に劣化する食品に表示されていることが多く、基本的に消費期限が過ぎた食べ物・飲み物は口に入れないようにするべきであり、場合によっては食中毒などに陥る可能性があります。
消費期限を過ぎた青汁はオススメ出来ない
中には賞味期限を4年も過ぎている(消費期限はもちろん過ぎている)青汁を飲んでも問題なかったというコメントもありますが、基本的には消費期限を過ぎた青汁はおすすめできません。
特に健康を考えて飲む青汁なのにも関わらず、消費期限が切れているものを摂取するということは健康を考えていないと言っても過言ではありません。ご自身であるならばまだしも、お子様、ご家族などに摂取させることは危険なトラブルになる可能性もあるので、消費期限が過ぎた青汁は摂取しないようにしましょう。
青汁の賞味期限はどれくらい?タイプ別に紹介
青汁は様々な形状が存在しているので、形態によって賞味期限が変わります。
賞味期限 | 保存おすすめ度 | |
粉末タイプ | 約1年~2年 | ○ |
錠剤タイプ | 約1年~2年 | ○ |
ゼリータイプ | 約2ヵ月~半年 | △ |
冷凍タイプ | 約3ヵ月~半年 | △ |
ジェルタイプ | 約2ヶ月 | △ |
粉末タイプの青汁の賞味期限
粉末タイプの賞味期限は販売しているメーカーにより異なるものの、ほとんどが1年以上2年未満です。
基本的に粉末タイプは小分けになっていることがほとんどなので、品質が落ちてしうという可能性が非常に低いタイプになります。ですが、できることであれば期限内に飲み終えることをおすすめします。基本継続的に飲み続けていれば期限切れになることはないと思います。
冷凍タイプの青汁の賞味期限
冷凍タイプは賞味期限が短いことで知られており、半年ほどのものがほとんどです。
ちなみにこの冷凍タイプの賞味期限は解凍後ではなく、冷凍状態での賞味期限となっていますので勘違いしないようにしましょう!
錠剤タイプの青汁の賞味期限
粉末タイプと同様で2年ほどのものが多い傾向があります。
保存するには他のタイプとは異なり非常に便利なのが錠剤タイプです。乾燥剤などが入っていた場合は入れたまま保存しておきましょう。
液体タイプの青汁の賞味期限
液体タイプの青汁の賞味期限は1年未満のものが多く、また大容量の青汁として売られている物もありますので開封後は冷蔵庫に保管、なるべく早めに飲み切るようにした方が良いと思います。
青汁の中でも小分けになっていなく、ボトルのような大容量の物はできるだけ冷蔵保存を心がけ開封後は早めに飲み干しましょう!
ジェルタイプの青汁の賞味期限
青汁の形状の中でも1番賞味期限が短いのがジェルタイプとなっており、賞味期限は2ヶ月ほどとなっているものが多いです。
他のタイプ同様に、継続して飲んでいれば期限が切れるということはないので、できるだけ毎日摂取を心がけておけば問題ないでしょう。
賞味期限切れの青汁は飲んでも大丈夫?
それでは実際に賞味期限が切れた青汁を飲んでしまっても大丈夫なのか?という疑問ですが、実際に4年過ぎた青汁を飲んでも味・品質変わった気がしなかったという声もあることから、多少の期間過ぎてしまっても大きな問題はないと思えます。
ですが、基本的には賞味期限内にメーカーが保証している品質で飲むことが最適です。
時間の経過や酸化で青汁の栄養価が落ちる
元々、成分や栄養素を好んで購入している青汁でも賞味期限が切れているということは品質(成分・栄養素)が期限前の最適な状態ではないという可能性もあります。その為、せっかく飲んだとしても本来の効果が発揮できているかは分かりません。
メーカーの中には「賞味期限が切れていた商品を知らずに飲んだ場合は、速やかに飲むのを中止いただき、万一身体に異変が御座いましたら病院への受診をお願い致します。」とコメントしているところもあるほどです。
粉末タイプの青汁の作り置きについて
残念ながら、粉末タイプの青汁の作り置きはあまりおすすめすることができません。
・空気に触れると酸化して栄養価が下がる
・水やお茶に比べると雑菌が繁殖しやすい
・保存料が入ってないものが多く品質をキープしにくい
上記のように、品質や成分面でのネガティブ要素が多く、製品本来の効果を得られない可能性も高くなってしまいます。
また、青汁に含まれる重要な成分でもあるビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、酵素成分に関しては、特に酸化の影響を受けやすい性質があります。
冷凍保存した場合は?
冷凍の青汁は特に「生もの扱い」とされています。そのため、青汁から野菜本来の栄養分を摂るために解凍後半日以内に飲むことが推奨されていることもあり、考え方は冷蔵の作り置きとあまり変わりません。
冷蔵であっても冷凍であっても青汁は雑菌が繁殖しやすいということからも、作り置きはおすすめすることができない理由の1つとなっています。
青汁の最適な保存方法について
絶対に高温多湿、直射日光は避けて保存する必要があります。
粉末の場合、液体にした青汁は常温ならば半日ほど、冷蔵で1日ほど持つと言われていますができるだけ早く飲まれることがおすすめです。青汁本来の栄養素や成分を摂取したいと考えている場合は特にです。
また、液体化した青汁の持ち歩きもおすすめできず、知らない間に雑菌が繁殖している可能性もあるので、お腹を壊す可能性があります。
湿気や熱は青汁の天敵
上記のことからも、湿度が高い、暖かい場所に青汁を放置してしまうと酸化が早まり雑菌が増殖する可能性が非常に高い製品なので、できるだけ最適な保存方法をとっておきましょう。
まとめ
青汁は粉末タイプ、錠剤タイプなど形状は様々ですが、あくまでも溶かす前提で作られている製品となっています。そのことからも、溶かした後の最適な保存方法、摂取方法が必要だということはお分かりいただけましたでしょうか?
あくまでも生ものだという感覚で扱う必要のある健康食品だという考えを忘れずに継続して最高な品質で飲むことをおすすめいたします。
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